2012年03月

2012年03月30日

天木ブログです。相変わらずの日本政府&原発ムラ・・・

2012年03月29日

日本は原発事故の対応の間違いで崩壊するのではないかという危惧 

□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】
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□■  天木直人のメールマガジン2012年3月29日第255号
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 日本は原発事故の対応の間違いで崩壊するのではないかという危惧  
                                                           
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 消費税増税を強行する野田首相はやがて行き詰まるだろう。

 それはもはや避けられない。

 しかし政権崩壊よりももっと深刻な事がある。

 それは原発事故の対応の遅れと間違いが、ひょっとしてこの国を
崩壊させるのではないかという危惧である。

 率直に言って私は放射能汚染についての危機意識は希薄である。

 今度の福島原発事故をきっかけに私は放射能の危険性を知り、人間性
とは両立しない核物質を利用する核兵器や原発の撤廃をこれまで以上に
強く唱えるようになった。

 それでもなお核物質に対する私の危機意識は希薄だ。

 目に見えないからだ。

 痛くもかゆくもないからだ。

 日常生活にはほかにも急いでしなくてはならないことがあるからだ。

 それでいいのか。

 そういって人に勧められて一冊の本を読んだ。

 それは米国の原子力技術者であるアーニー・ガンダーセンという人
の書いた「福島第一原発 真相と展望」(集英社新書)という本である。

 今売れているらしい。

 彼は原発事故が起きて間もないころ、限られた日本から伝えられる
情報にもとづいて、もはや福島第一原発の核燃料の7-8割はメルト
ダウンしているとCNNでコメントし、危機を煽ると非難された人物
であるという。

 しかし、米国のスリーマイル事故の経験から発せられた彼の言葉は、
その後の日本政府の対応のまずさと、それがもたらす日本の危機状況を
見事に言い当てている。

 その本を読んだ後にあらためて日本の現状を考えてみた。

 政府の事故収束宣言にもかかわらず次々と明らかにされる再爆発の
危険性、放射線物質の垂れ流し、核汚染瓦礫の全国への拡散、原発事故
現場で働く労働者の過酷な労働条件の放置、内部被ばくの危険・・・

 いずれもガンダーセン氏がその著で指摘している通りだ。

 そして私の手元にある3月13日の東京新聞、鎌田慧の「本音のコラ
ム」の記事のである。

 これがこのメルマガの趣旨である。

 「東北の鬼」という見出しのその記事の中に気にかかった個所があった
ので切り取っておいたのだが、ガンダーセン氏の本を読んであらためて
その深刻性に気づいた。

 彼は書いていた。

 ・・・3月11日(の一周年記念の日)・・・郡山市の野球場で「原発
いらない!」集会が開かれた・・・「鎮魂の日」にすべきだ、という意見
もあったが、犠牲者が津波の死者だけならまだしも、原発事故によって、
すでに福島の子供たちに甲状腺に、しこりなどが現れはじめたのだから、
鎮魂だけに押し込めることはできまい。取り返しのつかないことになった
親子の心痛を思えば激しい怒りを感じさせられる・・・

 もの凄い深刻な事をさりげなく書いている。

 鎌田氏の言葉だ。私はそれを信じる。

 子供たちに異常がで始めているというのだ。

 それでも大手メディアはまったく騒がない。

 政府は何もなかったかのように無視し続ける。

 この国の政府とメディアは国民を見捨てているかのようだ。

 国民を見捨てるような国に未来はない。

                              了



muzu_muzu_oh at 05:18|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

2012年03月24日

世界の金融機関の大物が続々辞任・・・いい兆候かな?

今日も転載のみですが・・・ちょっと前の飯山ブログ

2012/03/19(月) 世界経済予測 (3)

今後の世界経済は、鷲の予測では次のようになる。
すなわち…、
間もなく世界の株式市場は“狂乱バブル”になり、株価は大暴騰する。
この株価大暴騰も、わずか3ヶ月程度で終わり、株価は一転、大暴落!
そして世界経済は恐慌状態になり、金融資本主義はツブれてしまう。
その後、世界は、戦争と殺戮の時代に突入していく…。

日本は、天皇陛下が国民の健康を大変に心配されるも、政府と東電は
賠償回避のため国民を被曝に晒し、メディアは真実を一切報道せず
現実を徹底的に隠蔽しまくる。
だから…、
「ああ、この国は原子力災害で国民を平気で殺す国だな
と覚悟して、サバイバルに徹する生活のスタイルをつくっていくべきだ。

サバイバルとは、政府や他人に一切頼らず、余分なモノは何も買わず、
ヒト様がどうなろうと余計な心配はせず、自分と家族のことだけを考え、
生き抜いていく生き方のことだ。コレに徹してほしい!

さて、世界経済。
いま、世界の金融界は、前代未聞のとんでもない異常事態が進行中だ。
その未曾有の異常事態とは、中央銀行総裁や金融トップが続々と辞任!
続々も続々、その数を聞いて驚くなかれ!
世界の金融機関の大物辞任劇は、なんと! 358人に達したという。
それも、名目上の”辞任”で、米国のガイトナー財務長官のように、逮捕
され、拘束された事例も多数にのぼる!というのだ。

ようするに、世界の金融資本主義を支えてきた大物・要人・悪者の大半
が消えてしまったというワケ。

その「名簿」を下に載せるが、ここまで多数の中央銀行総裁や金融関係
の大物が辞任を発表するというのは尋常なことではない。
つまり…、
すでに世界の金融資本主義はツブれ始まっている!
と考えて対処すべき事態になっている、と。
これは、とんでもなく大変な異常事態である。

しかし、さほど心配しなくていい。
庶民の生活は、さほど変わらないから…、
『放射能ゼロ空間』で、世界の大勢を睨みながら豆乳ヨーグルトを食って
生き延びることだけを考えていればEー!


世界の金融機関の大物が続々辞任!
・ 世界銀行ゼーリック会長が辞任
・ ドイツのクリスチャン・ラフ大統領が辞職
・ ルーマニア首相と内閣が総辞職
・ 4人の聖職者がバチカン銀行業務スキャンダルで告発
・ 韓国為替銀行総裁が辞職
・ クウェート中央銀行総裁が辞任
・ ニカラグア中央銀行総裁が辞任
・ ケニア中央銀行総裁が辞任
・ イラン銀行のトップが辞任
・ スイス中央銀行のトップが辞任
・ ギリシャ銀行のトップはギリシャを去る
・ ニュージーランド準備銀行総裁が辞任
・ ロシア銀行の規制当局のヘッドが辞職
・ オーストラリア&ニュージーランド銀行グループのトップが辞任
・ イギリス:上級の個人銀行家が辞職します(クーツの私立銀行)
・ イギリス:サーンダソン・ハウス銀行の最高経営責任者が辞職
・ イギリス:ロイズ・ホールセールのトップが辞任
・ フランス:ソシエテ・ゼネラルの投資金融最高責任者が引退
・ スペイン:サンタンデル銀行のアメリカ最高責任者が辞任
・ スロベニア:最大の2つの銀行のCEOが引退
・ スイス:クレディ・スイスプライベート銀行のチーフアジアエコノミストが辞職
・ スイス:UBSの日本インベストメント・バンキング議長、松井泰樹が辞職
・ オーストラリア:ロイヤルバンク・オブ・スコットランド、豪州部門のトップが辞任
・ 日本:野村ホールセール・バンキングのトップが辞任
・ アメリカ:ゴールドマン・サックスのロイド・ブランクファインの後任の準備
・ インド:Tamilnad商業銀行のトップが辞任
・ インド:Dhanlaxmi銀行の最高経営責任者が辞任
・ インド:Kotak Mahindra銀行のトップが辞任
・ インド:Beed地区銀行で多くの取締役が辞職
・ パキスタン:AJK銀行のトップが辞任
・ サウジアラビア:サウジHollandi銀行の経営責任の取締役が辞職
・ ガーナ:データバンクグループの経営幹部議長が辞任


muzu_muzu_oh at 07:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年03月21日

外務省大使館150へ・・・のからくり

NHKのニュースで玄葉大臣の「大使館を150に増やす」ってニュースやってましたね。
やっぱりね・・・。
天木ブログ3/18転載

大使館の数を増やすと公言した玄葉外相に消費税増税を語る資格はない

                                            

 消費税増税を主張する者でさえも、その前提として税金の無駄遣い
をなくすこと、つまり行財政改革は不可欠であると認めざるを得ない
だろう。

 野田首相もそれを「税の一体改革」と言って国民に公約している。

 ところがそれに公然と反対する動きが至るところで大手を振って
まかり通っている。

 またそのひとつが明らかになった。

 玄葉外相は17日の名古屋市での講演で、次のように語ったという。

 日本が国家承認している国は194カ国あるのに、大使館は134
カ国しかない。だからアフリカや中南米などの新興国を中心に約150
カ国に拡充する方針だ、と。

 トンデモない無駄遣いだ。

 私はアフリカの課長を長年担当して管轄地域の大使館の実情をすべて
知っているから自信を持って断言できる。

 私は在外公館を担当する部局にいて予算要求に携わってきたから明言
する。

 これは昔からある外務官僚の予算増、ポスト増の要求の常套手段だ。

 ただでさえ仕事をしていない大使館であるのに、アフリカなどの僻地
に存在する大使館はその仕事すらない。あってもやろうとしない。

 複数の国を兼任して必要時に館員を巡回させるだけで十分なのである。

 それにもかかわらず大使館を増やそうとすることは、何もしないで
給与を受け取る大使や館員を増やすだけなのだ。

 手のいいポストづくりである。

 このご時勢にそんなのんきな事を許されるのは外務省ぐらいのものだ。

 外交や外務省の実情を国民は知らされていないからだ。

 消費税増税議論の真っ只中でこんな発言をしゃべらされている玄葉と
いう政治家は、外務官僚の言いなである事を顔に画いているようなものだ。

 こんな官僚のあやつり人形のような閣僚を放置する野田政権が消費税
増税を強行するなどとはもってのほかである。



muzu_muzu_oh at 06:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0)